その16
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2007/03/21
- メディア: Video Game
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今まで様々なタイプのドラゴンボールのゲーム発売され、ファミコン版などでお馴染みだったカードバトルタイプが一番、筆者のお気に入りだったのですが、ついにDSにて復活ですよ!!
若干のルール変更やカードの特性は変わっていますが、基本は同じなので最初からとっつきやすかったです。
早速、ゴクウ編を第2話までクリアーしたのですが・・・
地雷ゲーでした orz
理由としては
移動や次のシーンに移行する度に、余計なアクションが多くてストレスが溜まる
移動する時にカードを選択するのですが、いちいち文字が移動したりカードが移動するなどのアクションが多くて、決定から移動に移るまでに10〜15秒を費やしてしまうという ストレスが溜まる展開が毎回発生します。
しかも、特定のカード以外はエンカウントが必ず発生して、回避するイベント演出も毎回出るという悪循環!!
戦闘シーンもこんなのばかりなので、プレイ時間の半分を演出で占めているのではないでしょうか?
戦闘シーンのアクションが数種類だけ
ゴクウの基本攻撃パターンは、光線技と打撃という2種類のグラフィックだけ・・・
打撃の方は、アニメーションもしない静止画が横に動くぐらいの演出しか無く、光線技もモーション固定で出す光線がちょっと変わるぐらいです。
星の数が多いと「かめはめ波」も出しますけど光線パターンを使い回しているだけで、演出がちょっと変わるだけだし orz
お助けキャラが光線技出す時も変な格好で出したりと手抜きが多過ぎ
容量の少なかったFC「ドラゴンボール3」でさえ攻撃パターンのグラフィック多いのにねえ
使えないカードが多すぎて、戦闘が長びきやすい
使えるカードの種類は8種類なのですが、戦闘でダメージを与えれるカードは3種類しかありません。(「Z」は自由に変更可能)
直接攻撃をできる「闘」、カウンター系「返」のカード以外は、補助系の「人」しかなく キャラによっては攻撃できないのがあったりします。
後は、「ステータスアップ」「逃げる」「アイテム使用」という、無駄なカードばかりでこれが連続で出てくると非常に萎えます。(しかも星が相手より少なければ攻撃されるし)
一応、界王様の所で「ガードコンボ」を覚えてカードを多数選べるようになるのですが、それでも戦闘が長期化してしまいやすいですね
せめて演出のスキップ機能と補助カードにも攻撃力を加えてくれれば良いゲームになったと思うのに非常に残念な作品でした。
ファミコンのドラゴンボールシリーズだと思って購入すると大失敗するので注意しましょう!!
■コチラは名作「プレイディア版ドラゴンボールZ サイヤ人絶滅計画」レビュー(ドラゴンボール唯一のOVA作品)
http://d.hatena.ne.jp/seiba_86/20070422
動画も「ようつべ」「ニコニコ動画」に置いてあります。